Axelar、2025年3月11日にOTC資金調達で3,000万米ドルを確保

報道によると、Axelarは2025年3月11日、OTCによる資金調達ラウンドで3,000万米ドルを調達しました。本ラウンドの投資家にはArrington Capital、Electric Capital、Distributed Global、Laser Digital、C² Ventures、Wagmi Ventures、Plassa Capitalが含まれています。今回の資金調達により、Axelarの累計調達額は1億4,375万米ドルに達しました。Axelarは分散型クロスチェーン通信ネットワークであり、異種ブロックチェーン間の接続を通じてWeb3の相互運用性向上を目指し、開発者およびエンドユーザーに最適化された資産流動性やプログラマビリティのソリューションを提供しています。プロジェクトはネットワーク層とAPI層で構成されており、コアとなるパーミッションレスのオーバレイネットワークは、プルーフ・オブ・ステークおよびパーミッションレスプロトコルを活用したチューリング完全なクロスチェーン通信を実現しています。特筆すべきは、Axelarが過去数年間で顕著な進展を遂げている点です。2020年11月のシードラウンド以降、複数回の資金調達を完了しており、2023年7月にはMicrosoftと提携し、ブロックチェーンの相互運用性ソリューションの共同開発に取り組むなど、その技術力と成長可能性を示しています。最新情報によれば、Axelarは2025年11月にDAMA 2マルチチェーンインフラ製品のローンチを予定しており、クロスチェーン通信領域での競争力向上が期待されています。ブロックチェーンエコシステムの進化が続く中、クロスチェーン相互運用性は業界の重要課題となっています。Axelarの継続的なイノベーションと戦略的パートナーシップは、Web3分野にさらなる革新的なソリューションをもたらすことが期待されています。