ドイツの次期首相：トランプの関税が金融危機リスクを高める

4月13日、ドイツの次期首相メルツは、トランプの関税政策が金融危機のリスクを高めていると述べ、米欧自由貿易協定の締結を主張した。彼は「新しい大西洋横断自由貿易協定を結び、すべての品目にゼロ関税を適用することを望んでおり、双方にとって有益である」と述べた。欧州連合はすでにアメリカの工業製品に対して「ゼロ対ゼロ」の対等関税を提案している。トランプは月曜日に記者に対し、この提案は不十分であり、ヨーロッパはアメリカのエネルギーを購入することで関税を相殺すべきだと提案した。メルツは、アメリカがグローバル貿易から完全に撤退することを決定した場合、ヨーロッパは非アメリカ市場に重点を置く必要があると述べた。メルツは「トランプの政策は次の金融危機が早まるリスクを高めている。我々ヨーロッパ人は説得力のある対策を講じる必要がある」と述べた。(金十)