ヴィタリック警告：機関のETH保有規模が拡大し続ける中、イーサリアムは二つの大きな脅威に直面する。

11月20日、イーサリアム創設者Vitalik ButerinはアルゼンチンのDevconnectカンファレンスで、機関のイーサリアム保有規模が拡大し続ければ、イーサリアムは2つの大きな脅威に直面すると警告した。第一のリスクは、本当に分散化を重視するユーザーやコア開発者を追い出す可能性があり、コミュニティが流出することだ。次のリスクは、誤った技術選択をすることで、機関のプレッシャーが不適切な技術的決定を促す可能性がある。例えば、150ミリ秒のブロック生成時間はハイ・フリークエンシー・トレーディングには有利だが、一般のユーザーがノードを運用できなくなり、地理的な集中化を引き起こす。Vitalikは、イーサリアムはグローバル化、許可不要、検閲耐性のプロトコル特性に焦点を当て、強力なコアコミュニティを維持し、イーサリアムをトラッドファイと区別する価値観を守るべきだと強調した。現在、ウォール街の9社が180億ドル以上のETHを保有しており、多くの人々は機関の保有がイーサリアムの総供給量の10%を超える可能性があると予測している。