古参ビットコインクジラが退出中：これがBTCに意味すること

今週最大の話題は？2018年からずっとHODLしてきた長期ビットコイン保有者たちが、ついに利益確定に動き始めた——しかも激しく。

本格的な売却が現実に

オンチェーンデータは驚きの状況を示している：OGクジラ（(7年以上BTCを保有している人)）が、1月以降1,000BTC/時間以上のペースで一貫してビットコインを放出している。Capriole Investmentsのチャールズ・エドワーズはXでこれを指摘し、「スーパー・クジラがキャッシュアウトしている」と述べ、2025年にかけて売却の勢いが大幅に加速していると強調した。

参考までに：

• ビットコインは10月のATHから18.7%下落（$126K ）
• ある一人のクジラ（(Owen Gunden)）が3,600BTC（($372M)）をKrakenに送金して現金化
• チェーンデータでは今年を通じて$100M超の売却（(オレンジ)）や$500M超の売却（(赤)）が散発的に確認されている

でも本当に売ってる？

Willy Wooは興味深い反論を提起している：古いBTCの移動が必ずしも売却を意味するとは限らない。一部の送金は以下のような可能性もある：

• 量子耐性のタップルートアドレスへの移動
• サービス間でのカストディ入れ替え
• ビットコイントレジャリー企業への資金供給

つまり、ストーリーは見た目ほど単純ではない。それでも、動いている量の多さは無視できない。

テクニカル面の悪夢

問題はここから：BTCは6時間足チャートでベアペナントパターンにハマっている。もし$100,650のサポートが崩れれば、計測ターゲットは**$89,600**——ここからさらに12%の急落となる。

さらに注視すべきは：ビットコインは50週EMA（(現在$100,900)）を上回って週足をクローズする必要がある。そうしないと$92K 、それ以上の下落も。

まとめ

ナラティブは「止まらぬ強気」から「調整到来」へとシフトしつつある。これらクジラの動きが本当に利益確定なのか戦略的な再配置なのかはさておき、値動きが全てを物語っている——そして短期的には強気要素が見当たらない。