BTCのこの動き、本当にハラハラさせられる。

午後ずっと4時間足を見ていたけど、今の状況は正直かなり悩ましい。96,000の壁はまるで鉄板で、どうしても突破できない。下には92,000と89,000の2つのサポートがまだ比較的しっかりしているけど、MACDはちょうどゴールデンクロスのシグナルが出たばかりなのに、出来高は明らかに買われすぎの雰囲気が漂っている。強気派は10万を目指したい？弱気派は8万まで押し目を狙っている？ちょっとタイミングを間違えれば、捕まる人がかなり多そう。

まずは最近のいくつかのニュースについて話そう。どれもかなり重要だ。

アメリカの11月ADP雇用データは完全にダメで、新規増加はわずか-3.2万人――これは実質的なマイナス成長だ。経済指標が弱くなればなるほど、市場はFRBの利下げ期待を強める。短期的にはBTCのような資産へのセンチメントは間違いなくポジティブ寄り、やはりインフレ対策のストーリーをまた語れるからだ。

人事異動の話もかなり賑やかだ。もしトランプが本当にハセットをFRB議長に指名して、ベセントをホワイトハウス経済委員会に入れたら、この2人のスタンスは分かるだろう――以前はタカ派だったが今はハト派に転じている。長期的に見れば政策は緩和傾向になり、仮想通貨業界には間違いなく好材料だ。しかし短期的には？一部の資金は「政策がまだ実現していない」と口実にして利確売りをしかけてくるので、上げ相場に飛び乗るのは要注意だ。

SECも動きが大きい。「暗号資産市場構造法案」がもうすぐ可決されそうだ。規制の枠組みが明確になれば、機関投資家の参入意欲も高まる。これは間違いなくポジティブ材料。ただし昔から言われている通り、好材料が出尽くした後は調整がつきもの。高値で売り抜けるパターンもよく見てきただろう？

テクニカル面はもっと面白い。

現在の価格はちょうど重要なレンジに挟まれている。上は96,000が明確な反発のレジスタンス、下は92,000と89,000の2本のサポートライン。MACDはゴールデンクロスが出ているものの