ブロックチェーン銀行N3XTが3ラウンドで合計7,200万ドルの資金調達を完了、Paradigmなどが出資

12月6日、かつてSignature Bank（2023年3月に閉鎖）の元幹部らが、本日ブロックチェーン駆動の新たなフルリザーブ銀行を設立すると発表しました。この銀行は、プログラム可能な米ドル決済サービスの提供を目指しています。新銀行の名称はN3XTで、ワイオミング州のSPDI（特別目的預金機関）ライセンスを取得しており、プライベートブロックチェーンシステムによる即時決済を実現、企業がスマートコントラクトを通じて様々な取引を自動化できるようにしています。N3XTはこれまでに3ラウンドで合計7,200万ドルの資金調達を完了し、Paradigm、HACK VC、Winklevoss Capitalなど複数のVCから出資を受けています。従来の銀行と異なり、N3XTは貸付や顧客預金の転用を行いません。すべての預金は現金または短期米国債によって1:1の比率で完全に裏付けられ、毎日リザーブ状況が開示されます。リーダーチームは以下の通りです。CEOジェフリー・ウォリス：元Signature Bankデジタル資産戦略ディレクター。スコット・シェイ：Signature共同創業者で暗号決済システムSignetの設計者、かつN3XT創業者。