金、FRBの政治化・イランの緊張の中で4,600ドルの高地を奪還…CPIが決定づける

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金価格は前日の史上最高記録である4,630ドル付近から一歩後退していたものの、アジア市場の取引開始とともに4,600ドルを再び奪還しました。

市場を揺るがせたのはパウエルFRB議長の爆発的な発言です。彼は「刑事捜査対象」という表現まで使い、FRBの政治的圧力への懸念を示し、これがグローバル市場の安全資産志向をしっかりと固定させました。

その一方でトランプ大統領はイランと取引する国々を狙い、25%関税を宣言し、地政学的緊張も一層高まりました。不確実性が高まる中、金は投資家の避難場所としての役割をしっかりと果たしています。

FRBの独立性論争、金には’上昇促進’

パウエル議長が持ち出した「刑事捜査」カードは単なる発言以上の影響を及ぼしました。米国司法省の召喚状、上院公聴会、建物リノベーションの議論などが次々と言及され、通貨政策の独立性が損なわれる懸念が拡散しています。

これはすなわち、金利引き下げ期待の高まりにつながり、歴史的に金は低金利環境下で輝きを放ちます。さらに政策の不確実性が高まるほど、投資家は本能的に金などの実物資産へ資産を移す傾向を示します。

イランリスク、地政学的プレミアム追加

トランプ政権のイラン制裁強化は単なる貿易問題を超えます。イランとの取引国に対する広範な25%関税の脅威は、グローバル経済の不確実性を高めるシグナルです。

テヘランとワシントン間の緊張が激化する中、市場は伝統的な避難場所である金に殺到しています。こうした地政学的プレミアムは、しばらくの間、金価格の基盤を支える要素として作用する可能性が高いです。

短期勝敗の分かれ道、12月CPI発表

現時点では、米国12月消費者物価指数(CPI)が最大の変数です。市場コンセンサスは前年比2.7%の上昇と見られていますが、この見通し(期値)をどちらに動かすかが鍵となります。

CPIが予想より高い場合: ドル高に結びつき、ドル建ての商品である金は短期的に下押し圧力を受ける可能性があります。

CPIが鈍化した場合: 金利引き下げシナリオが再燃し、金の上昇論理が再定義される余地が生まれます。

現在、金はFRBの政策信頼性の低下、地政学的緊張、そしてインフレ期待の間で揺れ動いています。CPI発表までの間に、この三つの要素の綱引きが4,600ドル付近の堅さを決定づけると見られています。

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