暗号通貨市場は最近低迷しているものの、Strategyの創設者兼執行会長のマイケル・セイラーは、ビットコインの長期的な展望に対して依然として強い信念を持っている。彼は、今後数年でビットコインは伝統的な資産を上回る可能性があり、そのパフォーマンスは米国株式市場のS&P 500指数の2倍から3倍になると予測している。
マイケル・セイラーは火曜日にCNBCの「スクワークボックス(Squawk Box)」のインタビューで次のように述べた。「私は、今後4年から8年の間に、ビットコインのパフォーマンスはS&P 500の2倍、ひいては3倍になると考えている。」
セイラーの自信に満ちた発言がなされる一方で、暗号資産市場は厳しい冬の時期を迎え、ビットコインは7万ドルの大台を割り込み、昨年10月に記録した12万6千ドルの史上最高値から45%以上下落している。これにより、Strategyの株価も一時は103ドルまで下落し、その後反発して133ドルに回復したものの、昨年7月の史上最高値457.22ドルからは70%以上下落している。
市場のセンチメントが低迷する中でも、Strategyは引き続き買い増しを行っており、先週は約9,000万ドルを投じて1,142枚のビットコインを追加取得し、保有総数は714,644枚に増加した。これはビットコインの総供給量の約3.4%以上にあたる。しかし、暗号通貨市場の最近の下落に伴い、Strategyの巨大なビットコイン保有分は約52億ドルの未実現損失(含み損)を抱えている。
外部からは、ビットコイン価格の低迷が続けばStrategyが売却を余儀なくされ、財務状況に圧力がかかるのではないかとの懸念も出ているが、マイケル・セイラーはこれを厳しく否定した。「我々は絶対に売って現金化することはない。」
我々は引き続き買い増しを続けるつもりだ。毎四半期ごとにビットコインを買い続け、永遠に続けるつもりだ。
StrategyのCEO、フォン・レ(Phong Le)も以前の決算説明会で、ビットコインの価格が90%下落し、約8,000ドルまで下落した場合でも、長期的に5〜6年維持される限り、同社の転換社債の返済能力に実質的な脅威は及ばないと述べている。