中国の平陸運河が9月16日に開通した。孫文が1919年に『建国方略』で書き記した、西江と北部湾を結ぶ構想から107年が経ち、今やこの運河が本当に開通することになった。この全長135キロの新運河により、広西の内陸部から北部湾までの海への輸送距離は560キロ短縮される。
なぜ重要なのか?
これまでは西南地域の貨物を海に出すには、珠江デルタを迂回しなければならなかった。広西は北部湾を擁しながら、ずっと「通過地点」にとどまっていた。運河が開通すれば、広西、貴州、四川・重慶、雲南の貨物は最短ルートで直接海に出られる。欽州港と北部湾港が、この新たな貨物需要を直接取り込むことになる。
中国ではほかにも複数の運河が建設中だ。湘桂運河(湖南と広西を接続)、浙贛粤運河(江西と広東・浙江を接続)、荊漢運河(湖北)など、8省を合わせた規模は8500億元に上る。
マラッカ海峡周辺は、今も「通行料」でかなり稼げている。タイのクラ運河構想は完全に頓挫した。
国内貨物輸送コストの目安(元/トン・キロ)を補足すると:
- 自動車 ≈ 0.5
- 鉄道 ≈ 0.15–0.2
- 内陸水運 ≈ 0.05–0.07