外為市場において、中国通貨の人民元が上昇しています。1月5日、人民元対米ドルの為替レートは1ドル=6.97元の水準に達し、2年8か月ぶりの人民元の上昇とドルの下落を記録しました。絶えず蓄積される貿易黒字などの要因により、ドル売り・人民元買いの圧力が高まっています。経済の下振れを避けるため、中国関係部門などは人民元の上昇を抑制する姿勢を示しています。
年度の貿易黒字は初めて1兆ドルを突破
人民元は2025年12月30日に一時、1ドル=6.9870元まで上昇し、重要な節目である7元を突破し、上昇が加速しました。これは2023年5月以来初めて7元の節目を超えたものです。2026年1月5日にはさらに一時、1ドル=6.9770元まで上昇しました。
2025年4月に中米貿易摩擦がピークに達した際、人民元の為替レートは一時、1ドル=7.3518元まで下落し、17年と4か月ぶりの水準を記録しました。