現在、イーサリアム全体は週足レベルで下落調整中です。今はブル（強気）やベア（弱気）について語るべきではありません。ブル・ベアは流動性によって決まります。現時点の動きには枯渇の兆しはなく、単に世界経済レベルで流動性セクターのローテーションが起きているだけです。これは大国の駆け引きや現在の地政学的衝突の影響を反映しており、私たち暗号通貨業界は黙って受け入れるしかありません。

チャートの動きについて話すと、短期的にはイーサリアムの4時間足レベルのレンジ下落が終わったかどうか、3056を突破できるかが今後の日足レベルのレンジ下落が終わるかどうかの前提条件となります。今日は4時間足のレンジ上昇チャネルの下限で引き続きロングを狙い、3056でショートを仕込むことに注目します。今後は3150〜3200を突破してしっかり定着できるかを注視しましょう。日足レベルでしっかり定着できれば、今後は強気継続と見ます。全体の調整はこれで終わりです。

現状の上昇はあくまで4時間足レベルのオーバーシュートリバウンドであり、重要な位置を突破しているわけではありません。やはり次の大きな相場の始動には、明日発表のバランスシート縮小と引き締め政策の刺激が必要で、最速でも来年2月からのスタートになると考えています。今の上昇は単なるリバウンドであり、イーサリアムの極限押し目買いは1990を目指す準備ですが、必ずしもそこまで下がるとは限りません。今の水準で半月横ばいが続けば、下落の確率はそれほど高くありません。現在のトレンドラインを割らなければ、短期上昇トレンド継続に注目し続けます。

基本は押し目買い、そしてトレンドライン突破に注目。デイトレードでは突発的な出来高急増に注意しましょう。最近はどちらにポジションを持っても大きく動くため、損切りを徹底し、ポジションが塩漬けにならないよう気をつけてください。