6月9日に2基のダイレクト・トゥ・セル(携帯通信)通信衛星を積んで打ち上げられた直後、LandSpaceのZhuque-2Eロケットの上段が低軌道(LEO)で分解し、交通量の多い地域に破片をまき散らした。分解は、当該段が処分バーンを実施すると見込まれていた時期のころに起きた。米宇宙軍(US Space Force)はこの事象を確認し、人間の宇宙飛行に対する現在の脅威はないとしたが、破片は傾斜角54.5度で208マイルから263マイルの軌道を公転している。これは国際宇宙ステーション(ISS)の拠点であり、SpaceXのStarlinkブロードバンド網の相当部分が位置するゾーンだ。 米宇宙軍、有人宇宙飛行への現時点の脅威なしでがれき追跡を確認 米宇宙軍はspace-track.orgでの投稿で、分解事故が起きたことを確認した。同サイトは、軍が軌道データを一般に配布するために使っている。米宇宙軍は勧告の中で、「追跡されている破片は、宇宙飛行の安全性を支えるために、通常の会合(conjunction)評価に組み込まれつつある」と書いた。「現在、人間の宇宙飛行に対する脅威はない。分析は継続中だ。